FEMALE GENITALIA





大陰唇は、外陰部の左右にあるふくらみのある部分で、尿道口や膣口などのデリケートな部分を保護する役割があります。 脂肪量や皮膚の張りには個人差があり、ボリュームが多い方もいれば、加齢や体質によってしわやたるみが目立つ方もいます。
小陰唇は、尿道口や膣口の左右にある薄いひだ状の組織です。
形・大きさ・厚み・左右差には個人差があり、大陰唇よりやや内側に収まる方もいれば、外側にはみ出す方もいます。
小陰唇が大きい場合には、
下着やナプキンで擦れて痛い
自転車や運動時に違和感がある
蒸れやすい
恥垢がたまりやすい
見た目の左右差が気になる
といったお悩みにつながることがあります。
副皮は、大陰唇と小陰唇の間にみられる皮膚のひだです。 ある方とない方があり、片側だけ目立つこともあります。 小陰唇と同様に、見た目のバランスや恥垢のたまりやすさ、擦れなどが気になることがあります。
クリトリスは知覚の多い部位で、通常は包皮に覆われています。 包皮のかぶさり方には個人差があり、余剰が多い場合には、汚れがたまりやすい、蒸れやにおいが気になる、見た目が気になるといったご相談につながることがあります。
尿道口は尿の出口です。 小陰唇や周囲組織との位置関係を理解することで、女性器全体の構造がわかりやすくなります。
膣口は膣の入口にあたる部分です。 出産や加齢、体質などにより、締まりや違和感に関するお悩みが出ることがあります。
処女膜は膣の入口付近にある薄い粘膜です。 形には個人差があり、性交時痛や挿入しづらさの原因としてご相談を受けることがあります。

膣は、体内にある外陰部と子宮を繋ぐ筋肉でできた筒状の器官です。
膣の前方には膀胱、後方には直腸があります。
膣は分娩時に産道として赤ちゃんの体が通れるくらいに伸縮性に富んでいます。この膣の入り口には球海綿体筋という括約筋が存在し、膣口の締まりの調節をしています。
球海綿体筋は肛門括約筋と連動し、無意識に働きますが、意識して動かすこともできます。
通常は肛門を締めようとすると、膣口も締まります。
出産後は、胎児が通過する際にこの筋肉が断裂し、収縮する力が低下することがあります。
この収縮力の低下により、膣の緩さを感じる方がいらっしゃいます。
子宮・卵管・卵巣は、妊娠や月経に関わる重要な器官です。 これらは一般的に婦人科で取り扱う領域となり、婦人科形成では主に外陰部や膣周囲のお悩みが対象となります。