MEDICAL


外陰部の形態には大きな個人差があり、「この大きさなら異常」と明確に言い切れる基準は一般的ではありません。文献でも、小陰唇肥大の定義には幅があり、見た目だけでなく、擦れ・痛み・衛生面・運動時の支障など機能的な困りごとも治療理由として扱われています。
小陰唇縮小は美容目的だけで語られやすい治療ですが、実際には違和感、衛生面、スポーツ時の擦れ、性交痛などの機能的な悩みを主訴に受診する方もいます。
当院の小陰唇縮小では、単に余分な部分を切除するのではなく、自然な曲線・左右差・上方の立体構造まで考慮してデザインを行います。
また、術後の仕上がりでは「小さくすること」だけでなく、
不自然に切りすぎないこと、縫合部が厚く見えにくいこと、周囲とのつながりが自然であることが大切です。
当院が大切にしている考え方
小さくしすぎず、機能を損なわないこと
左右差を見ながら自然なラインを作ること
上方の副皮・包皮とのつながりを意識すること
傷跡だけでなく、厚みや段差まで配慮すること
見た目と日常生活の快適さの両方を目指すこと
治療前には、小陰唇の大きさや形、左右差を確認しながら、どの部分をどの程度整えるかを丁寧にデザインします。 小陰唇上方は副皮やクリトリス包皮と連続しているため、全体のバランスを見ながら、自然な仕上がりになるよう治療範囲を決めていきます。
当院では、肥大した小陰唇を自然な曲線になるようにデザインし、切除量が過剰にならないよう配慮しています。
小陰唇は上方で副皮・クリトリス包皮へ連続するため、単純に外縁を一直線で切除すると、境目が不自然になったり、凹凸が目立ったりすることがあります。 当院では、この移行部の立体感を意識しながら、小陰唇中央のなだらかな曲線と上方の複雑な形態の両方に配慮してデザインを行います。

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断面が厚く不自然にならないよう、組織の厚みに応じて切開方法を調整しています。 立体的なVカットを基本にしながらも、どの症例でも同じように切るのではなく、小陰唇の厚みや張り出し、皮膚の重なり方を見ながら、自然な薄さとラインになるようデザインしています。

小陰唇縮小では、傷跡そのものよりも、縁の不整、厚み、左右差、引きつれ感が仕上がりの満足度に影響しやすいです。 そのため当院では、中縫い・外縫い・医療用ボンドを併用し、できるだけ自然なラインになるよう配慮しています。合併症は一般に少ない一方で、術式によっては離開や腫れ、出血などが報告されており、技術選択と術後管理が重要です。
麻酔は局所麻酔で行います。 できるだけ痛みに配慮しながら麻酔を行い、治療中の負担を抑えられるようにしています。不安が強い方には、リラックスして治療を受けていただけるよう笑気麻酔の併用も行えます。
治療中は、術前のデザインに沿って余分な部分を整えながら、左右差や全体のバランスを確認していきます。 小陰唇上方は副皮やクリトリス包皮と連続しているため、周囲とのつながりも見ながら、自然な形になるよう丁寧に調整します。
治療時間 40-60分
治療後は、縫合した創部の状態を確認しながら仕上がりを整え、保護を行って終了します。 術後の生活で気をつけていただきたい点もご説明し、不安なくお帰りいただけるようご案内します。
| シャワー・入浴 | シャワーは治療翌日より可能です。入浴は2週間後から可能です。 |
|---|---|
| 治療後の腫れ | 個人差がありますが、ほとんどの腫れは通常1週間で引いていきます。 |
| 通院・抜糸 | 14日間前後に抜糸を行います。 吸収糸での縫合は抜糸の必要がなく通院は不要です。 |
| 運動・飲酒 | 治療1週間後より可能です。 |
| 性行為 | 治療1ヶ月後より可能です。 |
| 小陰唇縮小(両側) | 253,000円 |
|---|---|
| 小陰唇縮小(片側) | 132,000円 |
| 小陰唇縮小+副皮切除 | 374,000円 |
| 小陰唇縮小(モニター) | 198,000円 |
| 小陰唇縮小+副皮切除(モニター) | 297,000円 |
※表示価格は税込価格です。
小陰唇の上方では、副皮やクリトリス包皮の張り出しが見た目に影響することがあります。 そのため、小陰唇だけを小さくすると、上方とのつながりに差が出てしまう場合があります。副皮のボリュームが強い方では、副皮切除を併用した方が全体のバランスが整いやすいことがあります。
小陰唇の大きさは一人ひとり様々です。体格や大陰唇の大きさによっても異なります。大陰唇から少しはみ出す程度(1〜2cm)が平均的な目安となります。治療時にはご相談の上、可能な限りご希望の大きさになるように調節します。
小陰唇の大きさはほとんどが生まれつきによるものです。 「性経験が多いから…」と思われる方もいらっしゃいますが、通常性行為だけで肥大することはありません。また小陰唇縮小後に小陰唇が再び肥大することはありません。
小陰唇の黒ずみの原因は、メラニン色素の沈着によるものです。 通常のメラニン色素の沈着はハイドロキノンやトレチノインなどの軟膏薬が有効ですが、外陰部の場合はメラニンの沈着が多い(黒ずみが濃い)ことや軟膏薬により皮膚がかぶれてしまう場合が多いため軟膏での治療は難しいです。またレーザー治療による治療も効果がほとんど得られません。手術で黒ずみを切除するのが簡単で確実な治療方法です。
ご希望を伺いながら調整しますが、見た目だけを優先して切除しすぎると、不自然さや機能面の違和感につながることがあります。自然なバランスを保つことが大切です。
小陰唇上方の張り出しや重なりが強い方では、単独の小陰唇縮小よりも副皮切除を併用した方が自然に見えることがあります。
個人差はありますが、傷跡だけでなく、縁の厚みや段差が目立ちにくいようにデザインと縫合を工夫することが重要です。
黒ずみが強い場合、外用だけでは改善しにくく、手術時に黒ずみ部分を切除することが選択肢になります。現ページでもその考え方が案内されています。
性行為だけで肥大するものではなく、術後に再び肥大することは通常ないと案内されています。
札幌中央クリニックでは、見た目だけでなく、違和感や日常生活の快適さにも配慮しながら、小陰唇縮小術をご提案しています。 副皮切除を併用した方がよいか迷っている方、傷跡やダウンタイムが不安な方も、まずはお気軽にご相談ください。